LGBT住宅支援
多様性を受け入れて尊重します。
LGBTをはじめとした多様な人々の生活を支援します。
昨今メディアでLGBTと称されるセクシャルマイノリティ(性的少数者)について取り上げられる機会が多くなってきました。近年の調査では人口の5-7%の割合でLGBT当事者が存在すると推定されています。
LGBT当事者は長年にわたって社会的偏見や法制度の不備などによって不自由な生活を強いられることが多かったようです。それは賃貸住宅の入居契約や就職、就学、社交面や家族親族の軋轢など、困難は多岐にわたります。
そのため、LGBT当事者は経済的困窮や家族、社会からの孤立、住宅難などの困難に直面する割合もたいへん高くなります。
具体的には、
- 賃貸住宅の同居人に同性カップルは対象外として入居を断られた
- 就職面接では性別のことでネガティブな質問ばかりされた挙句不採用となった
- 上司にだけカミングアウトしたら会社中に広まって退職するしかない
- 家族が同性の恋人について全く理解が無いから独立したい
- 地方は性同一性障害に詳しいドクターが不在で上京するしかないが住居の契約が心配
- トランスジェンダーにとっては男性向け、女性向けルームシェアはどちらも利用しづらい
このようなことが当事者の困難としてあげられます。
多様性に配慮した支援体制
私たち住宅支援ネットはLGBTなどセクシャルマイノリティの皆さんに配慮した生活支援を行なっています。
- 住宅支援ネットの住居へ入居の際は保証人を必要としません。
- 同居人が同性であっても、未入籍であってもかまいません。
- ルームシェアを利用しづらいトランスジェンダーの方にはワンルームのアパートを紹介します。
- アウティングへの配慮など、個人のプライバシーに配慮します。
- 就職難などで生活費のメドが立たない場合でも、いちどご相談ください。
私たちはセクシャルマイノリティに限らず、様々な困難のために困窮している人々が生きる場所を見つけていただけるよう支援を続けています。
他人と違っていることは決して劣ったことではないですし、単に他人と違うということだけで不利益を被ることがあってはならないのです。私たちは常にマイノリティの側に立って活動しています。